管理栄養士
今回は食に関する仕事から管理栄養士になります。栄養士と被る部分に関しては割愛させていただきます。
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管理栄養士とは
管理栄養士とは栄養士の上位資格と言われていて、栄養士でなければ管理栄養士の資格を取得することはできません。栄養士になった後に管理栄養士の国家試験を受験して取得できるようになる資格なので管理栄養士になるためには栄養士以上に時間と努力が必要になります。栄養士の仕事に加えて管理栄養士でなければできない仕事があり、それらを任される職場であればより高い収入を得ることができます。高齢化社会の時代、今後需要はさらに増すことが予想されています。
主な仕事内容
仕事内容は勤務先によって大きく異なりますが、ここでは栄養士と被る部分は割愛して管理栄養士となるとできるようになる、任されるようになる仕事についてみてみましょう。
管理栄養士は個々の患者や高齢者、スポーツ選手などに対してより高度で専門的な栄養指導が可能です。その人たちに対しての栄養管理、献立の作成ができます。その分指導料や資格手当が給料に上乗せされるために栄養士以上に収入は高くなります。
病院や高齢者施設などでは医師や看護師などと連携した栄養サポートチーム(NST)では管理栄養士として大きな役割が期待されます。
平均的な年収
栄養士に比べて収入は高く、月収は数万円〜10万円近く多くもらえるような状態にあります。年収に関しては数十万円ほどの差が出てしまうこともあるようです。管理栄養士の求人だけ見ても勤務地や勤務先で大きく収入が異なるため就職や転職の際はより多くの求人に目を通しておくのが良いと思います。
管理栄養士になるには
まずは栄養士免許を取得している状態、栄養士のみ国家試験を受験することができます。栄養士でいてかつ、4年制の管理栄養士養成施設の卒業もしくは栄養士養成施設と厚生労働省令で定める施設(病院や学校など)において栄養の指導の実務経験が計5年以上経過している状態である必要があります。
そして国家試験で合格点以上を取ることで管理栄養士の資格を取得することができます。選択肢は複数ありますが栄養士になること、最終的に国家試験を受験することが絶対に必要になります。国家試験に関しては年に1度しか行われないものなのでしっかり計画して備えておおきましょう。ちなみに合格率は全体で60%前後と、しっかり準備をしていれば決して難しい壁ではないのかもしれません。
管理栄養士国家試験について見てみる

学生さんの場合、最初から管理栄養士を目指して入学を決める場合は4年制の管理栄養士養成施設に入り過程を修了することが最短で管理栄養士の資格を手にする道になります。実務経験を経て国家試験に臨む場合は施設(学校)で学んでから期間が空いてしまったり業務に追われてなかなか受験の備えが足りなかったりする場合がありますので事前準備はしっかりと、必要に応じて職場にも協力してもらい、十分に勉強できる時間を確保して臨みましょう。
食に関する仕事は絶対になくすことはできません。これから福祉施設、医療施設の需要が高まれば管理栄養士の需要も高くなります。人の健康に関する仕事になりますので食や栄養、健康に興味関心のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
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