知ってますか? 公認サンタクロースになる為の条件とは?
世界には公認のサンタクロースがいることをご存知ですか?
サンタクロースといえば空飛ぶ橇(そり)に乗り赤い鼻のトナカイを従えたクリスマスに煙突から子供のいる家に入り、寝ている子供達の枕元にプレゼントやお菓子を置いてくれる真っ赤な服に真っ白なヒゲを生やした優しそうなおじさんの姿をイメージすると思います。
空想上の人物ではあるのですが、グリーンランドでは国際サンタクロース協会が存在し、公認サンタクロースとなった人たちが病院や福祉施設に出向いて子供たちを喜ばせてあげるといった活動をしています。世界で120名ほど公認サンタクロースが存在しています。
公認サンタクロースになるには
まずは厳しい条件を満たして試験を受ける資格を手にする必要があります。その条件をクリアして初めて試験を受けることができるようになります。そしてそれをパスしなければなりません。
試験参加の条件
- 既婚者でかつ子供がいること
- サンタクロースとしての活動経験があること
- サンタクロースの衣装、持ち物などを含めて総重量120kg以上であること(女性は例外である)
この条件を満たせて初めてサンタクロース認定試験を受けられるようになります。
自宅で着替えてそのまま試験会場へ
サンタクロースは着替えている姿を子供たちに見せることは禁じられているため自宅で着替えてそのまま公共機関、飛行機にも乗って移動しなければならないのでそれだけでも超大変です。さらに普通にある衣装ではなくその国に会うようなサンタクロースの衣装を準備していかなければならなりません。日本に合うようなサンタクロースの衣装…ということになります。
ちなみに試験は7月にあります。暑い…
試験内容
まずはサンタクロースには素早く屋根まで登り煙突から部屋に入りプレゼントを渡し、煙突から戻ってくるだけの身体能力が求められます。時には子供たちがお菓子を置いといてくれることもあるかもしれません。先ずはそれを想定した内容になります。
- 障害物競走のようにプレゼントの袋を担いで50mダッシュ、高さ3mの梯子を登って煙突を通り抜けて暖炉から部屋に入る。
- 部屋にあるクッキーを6枚と牛乳を完食し煙突を通って再びスタート地点に戻る。
- 制限時間は2分になります。
見事突破できた上位2名に残れたら次は面接に移ります。面接の際は英語かデンマーク語で面接をする必要があります。
そしてサンタクロースとして認定された後、他の先輩サンタクロースの前でOKが出るまで「ホゥホゥホゥ」という言葉のみで宣誓文を読み上げることになります。
OKが出たら晴れて公認サンタクロースになることができるのです。
ライセンスは更新する必要がある!?
公認サンタクロースのライセンスを更新するために7月にはサンタクロース会議があり、それに参加をして更新し続けなければならないそうです。なので会議の参加は引き続きライセンスを更新するには必須になります。
あれだけやったのに…
公認サンタクロースの気になる報酬は ありません!0円0💲です!!
それでも子供達の夢を与えてあげられる素晴らしい仕事(?)です。
気になったら条件をクリアして応募してみるのもいいかもしれませんね(汗)
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