ボートレーサー
水面を切り裂く爆音と
時速80キロを超えるハイスピードで
コーナーを攻める
「水上の格闘技」ことボートレース。
わずか1.5メートルの小さなボートに身を投じ
コンマ数秒のスタート争いに
命を懸けるボートレーサーは
日本で最も稼げるプロスポーツ選手のひとつです。
男女が同じ舞台で対等に戦い
実力さえあれば若手からベテランまで
億単位の賞金を狙えるこの世界には
想像を絶する過酷さと夢が詰まっています。
この記事では、ボートレーサーの仕事内容から
驚きの年収事情
常に危険と隣り合わせの厳しい現実
そしてこの職業ならではの
やりがいまで詳しく解説していきます。
🚤具体的な仕事内容は?
ボートレーサーの主な仕事は
全国に24カ所あるボートレース場を転戦し
レースに出場して勝利を目指すことです。
1、レースへの出場と勝利
1節と呼ばれる約4日から6日間の開催期間中
レース場に宿舎入りして外部との接触を断ち
レースに集中します。
1日1レースから2レースに出場し
高度な操縦技術と戦略を駆使して上位入賞を目指します。
2、モーターとプロペラの調整
ボートレースでは抽選で割り当てられた
モーターとプロペラを自分の手で整備
しなければなりません。
その日の気温や湿度、水面の状態に合わせて
ミリ単位でプロペラを叩き
エンジンの出力を調整する繊細な作業が求められます。
3、レース中の激しい駆け引き
スタートラインを全速力で通過する
「フライングスタート方式」のため
一瞬の判断ミスも許されません。
第1ターンマークでの攻防など
激しい競り合いの中で
最速のコースを見極める知力と技術が必要です。
💰どのくらい稼げるの?
ボートレーサーは、完全な実力主義の世界であり
プロスポーツ界でもトップクラスの平均年収を誇ります。
SGクラスのトップレーサー
年収 約1億円から3億円以上
最高峰のSGレースで活躍するスター選手は
優勝賞金だけで1億円を超えることもあり
年収は数億円に達します。
全レーサーの平均年収
約1900万円
約1600人いる選手の
平均年収は約1900万円
と非常に高く安定して高収入を得られる
チャンスがある職業です。
B1級の中堅・若手選手
年収 約800万円から1100万円
デビューから数年経ち
ある程度の成績を残している選手であれば
1000万円前後の年収を十分に確保できます。
⚠️大変なことはある?
厳しい?危険なことは?
華やかな賞金の世界の裏には
常に死と隣り合わせの恐怖と厳しい制約があります。
1、水面での事故と隣り合わせの危険
時速80キロで水面に投げ出される衝撃は
コンクリートに叩きつけられるのと同等であり
プロペラに接触する事故も絶えません。
常に命の危険を意識しながら
恐怖心をねじ伏せて
走らなければならない過酷な環境です。
2、開催期間中の徹底した隔離生活
レース期間中は八百長防止のため
スマホなどの通信機器はすべて没収され
外部との連絡は一切取れません。
宿舎での集団生活を含め
自由が制限される
精神的な拘束力が非常に強い仕事です。
3、過酷な減量と体重管理
ボートを速く走らせるためには
100グラム単位の体重管理が欠かせません。
男子は52キロ、女子は47キロ
という最低体重を維持するため
毎日厳しい食事制限を続ける忍耐力が必要です。
✨やりがいは?
自分の腕と整備力だけで
何千人もの観客を熱狂させ
莫大な賞金を掴み取れることが最大の魅力です。
また、他のプロスポーツと比べて
選手寿命が非常に長く
努力次第では70歳近くまで
現役を続けられることも大きな強みです。
男女が全く同じ条件で戦える
数少ない競技であり
実力さえあれば性別に関係なく
世界の頂点を目指せることも
大きなやりがいに繋がります。
🎓必要な資格は?
ボートレーサーになるには
福岡県にある「ボートレーサー養成所」を卒業し
国家試験に合格する必要があります。
入所試験は倍率が
数十倍から百倍に達することもある超難関ですが
合格すれば1年間の厳しい訓練が始まります。
操縦技術だけでなく
モーターの整備知識、法規、礼儀作法などを
徹底的に叩き込まれます。
卒業後に選手登録を行い
プロとしてデビューします。
🤝どんな人に向いているの?
興味あるものに対して異常なまでのこだわりと
とてつもない集中力を持てる人に向いています。
モーターの微細な回転音の変化や
プロペラの形状に異常なまでのこだわりを持ち
納得がいくまで追求できる探求心が必要です。
水面での恐怖心を克服し
一瞬の隙を突く度胸と
コンマ数秒の判断を下せる
並外れた集中力を兼ね備えている人に適しています。
🙅向いていない人は?
自己管理が苦手で、練習や厳しい減量を
自分一人で律することができない人
には厳しい世界です。
また、一瞬の判断ミスが大事故に繋がるため
感情の起伏が激しく、パニックになりやすい人
も向いていません。
そして、スマホが使えない環境や
厳しい上下関係
集団生活などのルールを守ることができない
自由奔放すぎる人には適さないでしょう。
水上の格闘技を制する
「究極の実力主義者」
ボートレーサーは
自分の操縦技術と整備のこだわりだけで
数千万から数億円の富を築くことができる
実力主義の極致にある職業です。
命がけの事故リスクや、徹底した減量
外部から隔離された生活
という過酷な現実はありますが
それを乗り越えて勝利した時のリターンは計り知れません。
マシンへの異常なまでのこだわりと
極限の水面で戦い抜く集中力
そして自らの腕一本で成り上がりたいという
強い野心を持っている人にとって
これほど魅力的な天職はありません。
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