忍者ってなんじゃ? 現代の収入と魅力について
忍者といえば影に潜み相手の不意をついて忍術を使って城を攻めるようなイメージがあるかもしれませんが(僕の勝手なイメージです)今回は現代の忍者についてになります。
外国人からはまだまだ漫画に出てくるような忍者(分身したり城壁を駆け登ったりする)がたくさんいるようなイメージを持った人がいるようです。僕も忍び足で職場の同僚の背後に立つくらいなら出来ます^^; そのせいか職場でのあだ名は忍者です。僕の愛車はNinja250rです…
忍者、忍びと呼ばれていた他にも忍兵(にんべい)、透波(すっぱ)、素破(すっぱ)、突破(とっぱ)、草(くさ)、脱口(だっこう)等様々な呼び方がありました。
身分は決して高いというわけではなかったようです…
語尾に◯◯だってばよ!と言ったり ◯◯ってやるじゃん!という特殊な話し方もしないようです。
そんな忍者ですが現代でも仕事の内容は変われども忍者は存在しています。
女という字を「く」「ノ」「一」とバラして「くノ一」と呼ぶ言葉はもともと隠語として使われていたものが一般的に使われるようになった説以外にも複数の説があるようです。
昔の忍者は情報を持ち帰ったり 依頼を受けて誰かを暗●したりと裏社会で暗躍したり現代でいうところの探偵や●●屋のような仕事があったようです。

忍者って今は何してるの?
過去の仕事内容の暗●は裏社会の方々が、情報収集は主に探偵、ネット界ではハッカー(?)やマーケッターがその業務を担っています。
現代の忍者がメインとしてやっていることは忍者そのもののエンターテイメント、忍者の体験ができるスポットや各地の舞台でのパフォーマンスを展開しています。なのでパフォーマーというイメージが近いです。
もちろん日々の鍛錬は怠ることはなく、常に最高のパフォーマンスで舞台を盛り上げていきます。そのためにも修行に励み、さらに新たな術を解得し続けていく必要があります。日々修行です。
気になる年収…
おそらく有名な大名に仕えて裏社会で暗躍しないと務まらないような仕事をしていた時代は収入にさらに上乗せされたりして現代のお金に換算すると数百万〜1千万にもなっていた頃もあったかもしれません(妄想の域です)が、現代では250〜350万円ほどが一般的なようです…
入りたての見習いから演者、指導者とステップアップしていくに連れて収入も上がってくるようですが、なかなかその収入の範囲を越えることは難しいようです…
どうすれば忍者になれるの?
一般的には忍者のパフォーマンスを展開しているスポットやテーマパークの求人情報から応募する形になります。本格的な立ち回りやパフォーマンスを会得したい場合はそういったところから応募して修行をするのが良いと思います。
ただそれっぽければいいやという場合は忍者カフェなどの忍者をコンセプトとした食事処でそれっぽい格好をしながら働くことはできるようです。
業界の状態
前述したように忍者のメインはパフォーマー、そのパフォーマンスを最高のものに仕上げるためには日々の鍛錬が何よりも重要になってきます。それは忍者に限ったことではありませんが。
その修行の日々が想像以上に厳しくて、さらに想像していたよりも収入が低過ぎてその道を断念してしまう人が多く、業界全体を見ても人手不足の状態は続いているようです。
ただ、それでも忍者に魅力を感じる人は多く、特に外国人旅行客や子供たちにとっては憧れの存在であり続けることと思います。
パフォーマー経験から忍具を紹介したり、その実演、実際の戦闘シーン、などをメディアで発信したりすればもっと活動の幅が広がっていくかもしれません!そういう人は既にいるのでしょうか?
年齢層
演者としては年齢が10代前半から30代くらい内容によってはさらに上の層も活躍しているようです。少なからず稽古に修行がありますのでやるなら早い方が良いですね。パフォーマンスですから戦場での実戦経験よりも演技や殺陣の経験がある方が多少有利になることはありそうです。
人手不足…
大学を卒業したらぜってぇ忍者になるんだ!という自分の信念はまっすぐ曲げない系の学生はなかなかいないと思います。僕の周りにも忍者はいません。そもそもパフォーマンスを生で観た事もありません…いつか観てみたいですが…。
パフォーマー+身体能力の高さにスキルを身に付けるために修行を積み重ねてやっと得られる低賃金…忍者になろうとする人はどうしても少なくなりがちです…実際に忍者を目指すために門を叩いて修行を始めたがすぐ挫折…という人は一定数いると思います。
実際武器(模造)を使用する場面も多々あり怪我をする事もしょっちゅうあるそうです。それでもやりたい人にはやりがいを感じられると思います。
おすすめ度
星2つ
僕はタートルズを観て育った世代なので非常に憧れを持つ仕事にひとつです!
現代でも生き残り影で暗躍する謎の集団なのに魅力を感じています。
ただ、現実を考えてしまった際、どうしても目を逸らすことのできない収入面というものがあります。
僕がもし忍者をやるとするならSNSをメインに忍者というもの、その活動や日々の修行、その成果を発信しながらどんどん活動の幅を広げていきたいと思いました。とはいえやはり修行の日々の先にとてもキラキラした舞台で観客を楽しませる仕事です。
本気で考えている方はありかもしれません!
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