インテリアプランナー(IP)
【建築知識で空間を創る】
インテリアプランナーの年収と仕事内容。
コーディネーターとの違いや
資格難易度を徹底解説!
「インテリアの仕事に就きたいけれど
コーディネーターと
プランナーって何が違うの?」
「住宅だけでなく、オフィスや
お店のデザインも手掛けてみたい」
インテリア業界には似たような職種が多くありますが
その中でもより「建築・設計」に近い専門職
それが「インテリアプランナー(IP)」です。
おしゃれな家具を選ぶだけでなく
建築基準法などの法律知識を駆使し
安全で機能的な空間を一から設計するこの仕事。
店舗設計やオフィスデザインを目指す人にとっては
憧れのポジションと言えるでしょう。
今回は、インテリアプランナーの
具体的な仕事内容から、気になる年収
コーディネーターとの違い
そして資格取得のハードルまでを徹底解説します。
📐 インテリアプランナーとは?
具体的な仕事内容
インテリアプランナーは
国土交通省の認可を受けた
公益財団法人が認定する資格者の名称であり
その業務を行う人のことです。
最大の特徴は「企画・設計・工事監理」
までを一貫して行う点です。
インテリアコーディネーターとの
決定的な違い
・インテリアコーディネーター(IC)
主に「住宅」が対象。内装材、家具
カーテンなどの「装飾・演出」がメイン。
インテリアコーディネーター(IC)
を見てみる→Check
・インテリアプランナー(IP)
住宅に加え、「オフィス」「店舗」
「ホテル」「公共施設」など大規模な空間が対象。
装飾だけでなく、図面作成、工事監理
建築法規のチェックなど
建築士に近い「設計」の実務を担います。
具体的な業務フロー
企画・コンサルティング
クライアント(施主)の要望を聞き
どんな空間にするか
予算や用途に合わせてコンセプトを立案します。
基本設計・実施設計(ここがメイン)
平面図だけでなく、展開図、天井伏図
詳細図など、実際に工事をするための図面を
CADで作成します。
工事監理
施工会社を選定し
工事が図面通りに進んでいるか現場でチェックします。
法規チェック・申請業務
内装制限や消防法など
法律を守った設計になっているかを確認します。
💰 ぶっちゃけ、どのくらい稼げるの?
高度な専門知識(建築知識)が求められるため
一般的なインテリアコーディネーターよりも
年収水準は高めです。
設計事務所・デザイン会社勤務
年収目安:400万円 ~ 650万円
実務経験を積むことで着実に上がります。
大手組織設計事務所やゼネコンの設計部であれば
700万円以上も可能です。
建設会社・内装施工会社
年収目安:450万円 ~ 600万円
現場管理も兼任する場合
手当等で給与が高くなる傾向があります。
フリーランス・独立
年収目安:300万円 ~ 1,000万円以上
店舗設計などで指名されるようになれば
設計料で大きく稼げます。
💦 ここが大変!
「キツい・厳しい」と言われる理由
クリエイティブな仕事ですが
建築業界特有の厳しさがあります。
法律の壁と責任の重さ
商業施設やオフィスは
不特定多数の人が利用します。
火災時の避難経路や
内装材の燃えにくさなど
厳しい法律(建築基準法・消防法)を
クリアしなければならず
デザインと安全性の両立に悩みます。
激務(長時間労働)
複雑な図面を何枚も描く必要があるため
設計期間中は残業や休日出勤が増えがちです。
締め切り前のプレッシャーは相当なものです。
現場との板挟み
クライアントの
「安くかっこよくしたい」という要望と
施工業者の
「その予算では作れない」という
現実の間で調整し続けなければなりません。
★危険なことはある?
工事中の現場に入るため
ヘルメット着用は必須です。
足場の悪い場所での確認作業など
一般的なオフィスワークにはない
物理的なリスクは多少あります。
✨ この仕事の「やりがい」
スケールの大きな仕事ができる
人気のカフェ、ホテルのロビー
企業のオフィスなど、多くの人が利用する
公共空間を手掛けることができます。
自分が設計した空間が
「街のランドマーク」になることも。
建築的なスキルが身につく
表面的な飾り付けだけでなく
空間の構造から理解する「設計力」が身につきます。
これはAI時代にも代替されにくい強力なスキルです。
ゼロから作り上げる達成感
何もないスケルトン(コンクリートむき出し)の状態から
人々が快適に過ごす空間を作り上げた時の達成感は
プランナーならではの特権です。
🎓 インテリアプランナーになるには?
(必要な資格)
「インテリアプランナー」と名乗って
信頼を得るためには
「インテリアプランナー試験」に合格し
登録する必要があります。
【試験の概要】
公益財団法人
建築技術教育普及センター
が実施しています。
学科試験
建築法規、構造、施工、環境工学など。
(誰でも受験可能)
設計製図試験
実際に図面を描く実技試験。
(学科合格者のみ)
【難易度】
合格率は25%前後。
特に製図試験は6時間かけて
手描きで図面を仕上げるハードなもので
インテリアコーディネーター試験よりも
難易度は高いです。
また、資格登録には
実務経験(0年〜2年)が必要です
(学歴により異なる)。
【建築士との関係】
実は「建築士(一級・二級)」の資格を持っていれば
学科試験が免除されます。
そのため、建築士として働きながら
インテリアの専門性を高めるために
この資格を取る人も多いです。
👤 向き・不向きチェックリスト
「センス」だけでなく
「論理的思考」が必要です。
向いている人 👍
建築や図面が好きな人
間取り図を見たり
構造を考えたりするのが好きな人。
論理的に考えられる人
「なぜこのデザインなのか」を
機能や法規の面から説明できる人。
調整・交渉が得意な人
クライアントや工事業者など
多くの関係者をまとめるリーダーシップがある人。
細かい作業が苦にならない人
CADでの緻密な作図作業に没頭できる人。
向いていない人 👎
感覚だけで仕事をしたい人
デザインの裏付けとなる法律や
構造計算を避けては通れません。
数字や法律が極端に苦手な人
コスト管理や法規チェックが業務の半分を占めます。
デスクワークが嫌いな人
現場にも行きますが、基本はPCの前での図面作成です。
📝 空間設計のスペシャリスト
インテリアプランナーは
インテリアコーディネーターよりも一歩踏み込んで
「建築的な視点」から
空間を作り上げるプロフェッショナルです。
試験の難易度は高いですが
その分、オフィスや商業施設など
活躍のフィールドは広く
年収アップや独立のチャンスも広がっています。
「住宅だけじゃ物足りない」
「もっとダイナミックな空間デザインがしたい」
という方は
ぜひインテリアプランナーの世界を
目指してみてはいかがでしょうか?
あなたの設計した空間が
誰かの特別な場所になるかもしれません。
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