エクステリアデザイナー
【家の「顔」を作る】
エクステリアデザイナーの年収は?
キツいって本当?
仕事内容から資格まで徹底解説!
「インテリア(内装)デザイナーはよく聞くけど
エクステリアって?」
「庭や駐車場のデザインを
する仕事に興味がある」
家の印象を決定づけるのは
実は建物そのものよりも
門構えや庭、フェンスなどの
「エクステリア(外構)」だと言われています。
その空間をトータルコーディネートする
「エクステリアデザイナー」は
建築と造園の両方の知識を駆使する
クリエイティブな職業です。
しかし、「雨の日の現場がつらい」
「クレームが多い」といった
厳しい噂も耳にします。
今回は、エクステリアデザイナーの
具体的な仕事内容から、気になる年収
現場のリアルな厳しさ
そして未経験から目指すためのポイントまでを
徹底解説します。
🏡 エクステリアデザイナーとは?
具体的な仕事内容
エクステリアデザイナーとは
建物の「外側」の空間を
設計・デザインする専門職です。
「外構(がいこう)デザイナー」と
呼ばれることもあります。
対象となるのは、門扉、フェンス
カーポート(駐車場)、アプローチ(玄関までの道のり)
庭、植栽、ウッドデッキなどです。
具体的な業務フロー
ヒアリング・現地調査
お客さまの要望(「プライバシーを守りたい」
「BBQができる庭がほしい」など)を聞き出します。
実際の土地に行き、高低差、日当たり
隣家との境界線、配管の位置などを測量・確認します。
プランニング・図面作成
専用のCADソフト(RIKCADなど)を使って
平面図や美しい3Dパース(完成予想図)を作成します。
ここでデザインセンスが問われます。
見積もり・プレゼンテーション
コンクリートブロックやアルミフェンスなどの
部材を選定し、予算内で見積もりを作って提案します。
現場確認・引き渡し
工事が始まったら現場へ行き
図面通りに進んでいるか職人さんと打ち合わせをします。
完成後、お客さまへ引き渡します。
★インテリアデザイナーとの違い
インテリアが「室内」を作るのに対し
エクステリアは「街並みの一部」を作ります。
他人の目にも触れる場所をデザインするため
防犯性や景観への配慮も重要になります。
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💰 ぶっちゃけ、どのくらい稼げるの?
所属する会社の規模や
営業を兼任するかどうかで年収は変わります。
ハウスメーカー・外構専門会社(正社員)
年収目安:350万円 ~ 550万円
初任給は月収20万〜25万円程度。
デザインだけでなく
営業(契約)まで担当する場合、売上に応じた
インセンティブ(歩合給)がつくことが多く
成績優秀者は年収600万〜800万円を稼ぐこともあります。
設計事務所(デザイン専業)
年収目安:300万円 ~ 500万円
営業ノルマがない分
給与は固定給で安定していますが
爆発的な昇給は少ない傾向です。
独立・フリーランス
年収目安:400万円 ~ 1,000万円以上
施工管理まで請け負うか
設計のみを行うかで異なりますが
人気デザイナーになれば高収入が狙えます。
💦 ここが大変!
「キツい・厳しい」と言われる理由
おしゃれな図面を描くだけではありません。
自然環境や法律と戦う厳しさがあります。
天候や現場環境との戦い
現場は「外」です。
真夏の炎天下や真冬の寒空の下で測量をしたり
雨でドロドロの地面を確認したりする必要があります。
虫や蚊に刺されるのも日常茶飯事です。
予算と理想の板挟み
エクステリアは、家づくりの中で
「最後に予算を回される場所」になりがちです。
「予算は残っていないけど、おしゃれにしてほしい」
という無茶な要望に対し
安っぽく見えない工夫をするのに頭を抱えます。
クレームになりやすい
「水はけが悪くて水たまりができる」
「お隣さんの敷地にカーポートの雪が落ちた」など
近隣トラブルや機能面でのクレームが発生しやすく
その対応に追われることがあります。
★危険なことはある?
建築現場に入るため、重機の近くを通ったり
足元の悪い場所を歩いたりするリスクはあります。
また、ブロック塀の強度計算を間違えると
倒壊事故につながるため、設計上の責任は重大です。
✨ この仕事の「やりがい」
劇的ビフォーアフターの感動
何もなかった土の地面が、自分のデザインによって美しい庭やアプローチに生まれ変わります。街の風景を変えることができる仕事です。
お客様からの感謝
「家に帰ってくるのが楽しみになった」「庭で子供と遊ぶ時間が増えた」といった、暮らしの変化に対する感謝の言葉をもらえます。
植物の成長を楽しめる
植えた樹木や花が成長し、数年後にさらに味わい深い庭になっていく様子を見守れるのは、エクステリアならではの喜びです。
🎓 必要な資格やスキルは?
必須資格はありません
未経験からスタートできますが
即戦力として働くには以下のスキルが重要です。
【必須級のスキル】
CAD操作スキル
特にエクステリア業界でシェアの高い
「RIKCAD」などが使えると
就職に非常に有利です。
普通自動車運転免許
現場は駅から遠い住宅地が多いため
車移動が必須です。
【持っていると評価される資格】
エクステリアプランナー
(1級・2級)
業界で最もメジャーな民間資格。
設計知識の証明になります。
造園施工管理技士
土木施工管理技士(国家資格)
現場管理まで行う場合に重宝されます。
建築士(2級)
建物との調和を考える上で強力な武器になります。
👤 向き・不向きチェックリスト
「絵がうまい」ことよりも
「立体的に考える力」が必要です。
向いている人 👍
家や植物が好きな人
休みの日によその家を見て
「あのフェンスいいな」などと思える人。
空間認識能力がある人
平面の図面を見て
頭の中で3D(立体)に変換できる人。
ヒアリングが得意な人
お客様のぼんやりしたイメージを
「つまりこういうことですね」と形にできる人。
泥臭いことも厭わない人
おしゃれなオフィスワークだけでなく
現場で土に触れることに抵抗がない人。
向いていない人 👎
デスクワークだけで完結したい人
現場調査や近隣挨拶など、外出が多い仕事です。
虫や土汚れが極端に苦手な人
避けては通れません。
数字や計算が嫌いな人
敷地の勾配(傾斜)計算や
見積もりの積算など
意外と数学的な要素が強いです。
📝 家と街をつなぐ空間プロデューサー
エクステリアデザイナーは建物を引き立て
そこに住む人のプライバシーを守り
暮らしを豊かにする「家の顔」を作る仕事です。
新築需要だけでなく
リフォーム(リガーデン)需要も高まっており
将来的にも安定したニーズが見込める職種です。
「建築やインテリアに興味があるけれど
もっと自然や緑に関わりたい」
「お客様と直接話しながら
形に残るものを作りたい」
そう考えている方にとって
エクステリアデザイナーは非常にやりがいのある
魅力的な選択肢と言えるでしょう。
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