エレベーター据付工
【ニッチな高収入職】
エレベーター据付工の年収は?
キツい?仕事内容や将来性を徹底解説!
「建設業に興味があるけど
普通の現場仕事とは違うことがしたい」
「将来なくならない
安定した技術を身につけたい」
高層ビルやマンション、デパートなど
現代社会になくてはならない
「エレベーター」。
普段何気なく乗っているこの機械を
何もない空間にゼロから設置する職人
それが「エレベーター据付工(すえつけこう)」です。
あまり知られていませんが
実は「建設業界の穴場」とも言われるほど
待遇が良く、高い専門性を持つ職業です。
今回は、エレベーター据付工の具体的な仕事内容から
気になる年収、高所作業ならではの厳しさ
そして未経験から目指す方法までを徹底解説します。
🏗️ エレベーター据付工とは?
具体的な仕事内容
エレベーター据付工は
建物の「昇降路(エレベーターが通る縦穴)」の中に
レールやカゴ(人が乗る箱の部分)
モーターなどの機器を取り付け
動く状態にする仕事です。
大きく分けて「新設工事」と
「改修(リニューアル)工事」があります。
具体的な業務フロー
墨出し・足場組立
何もない縦穴に、ミリ単位の精度で
基準線(墨)を引きます。
作業をするための仮設足場も組みます。
レール設置(最重要)
エレベーターが通るためのレールを
壁面に固定します。
ここがズレると振動の原因になるため
職人の腕が問われます。
機器の搬入・組立
巻き上げ機(モーター)や制御盤を設置し
カゴ(乗り場)やドアを組み立てます。
巨大なプラモデルを作るようなイメージです。
配線・結線
電気を通すためのケーブルを張り巡らせ、繋ぎます。
試運転・調整
実際に動かし、スムーズに停止するか
ドアの開閉は安全かなどを微調整して完成させます。
★ここが特殊!
他の建設職人が
「横」に移動して作業するのに対し
エレベーター工は
「縦」に移動しながら仕事をします。
特殊な環境ゆえに
他の職種が参入しにくい独占的な市場です。
💰 ぶっちゃけ、どのくらい稼げるの?
高い専門性と危険を伴う作業であるため
建設業の中でも給与水準は高めです。
未経験・見習い
日給目安:10,000円 ~ 13,000円
月収目安:23万円 ~ 30万円
初年度から年収350万円以上を
目指せる会社も多いです。
経験者・職長クラス
年収目安:450万円 ~ 650万円
5年〜10年経験を積み
現場を任されるようになると一気に上がります。
独立(一人親方)・協力会社社長
年収目安:800万円 ~ 1,000万円以上
メーカーから直接仕事を受けるようになれば
年収1,000万円超えも現実的です。
💦 ここが大変!
「キツい・厳しい」と言われる理由
高収入には理由があります。
特殊な空間での作業ならではの過酷さがあります。
高所作業の恐怖と危険
建設中のビルの吹き抜け
(何十メートルもの高さ)で作業をします。
命綱(安全帯)は必須ですが
高所恐怖症の人には絶対に無理な環境です。
工具を落とすと
下の階の人に当たる大事故になるため
緊張感が常にあります。
重量物との格闘
レールやモーターなどの鉄の塊を運びます。
クレーンなども使いますが
最終的な微調整は人力です。体力と筋力が必要です。
夏は蒸し風呂、冬は極寒
エレベーターの通り道(シャフト)は
空気の通り道でもあります。
夏は熱気がこもりやすく
冬はビル風が吹き抜けます。
空調のない環境での作業は体力を消耗します。
油と埃まみれ
レールに油を塗ったり
鉄粉が出たりするため
作業着は真っ黒になります。
✨ この仕事の「やりがい」
「地図に残る仕事」のさらに内側
有名なランドマークタワーや
高級マンションのエレベーターを
「俺がつけた」と自慢できます。
家族や友人と乗った時に鼻が高いです。
巨大な機械が動く瞬間の感動
バラバラだった部品が組み上がり
電気を通した瞬間に
巨大なエレベーターが静かに動き出す。
その瞬間の達成感はものづくり好きにはたまりません。
圧倒的な将来性と安定感
高層ビルがある限り、エレベーターは必須です。
また、設置後のメンテナンスや
20〜30年ごとのリニューアル工事も必ず発生するため
仕事がなくなる心配がほぼありません。
🎓 必要な資格やスキルは?
必須資格はありません!未経験OK
最初は先輩の手元作業(補助)から始まるため
無資格で飛び込めます。
【キャリアアップに必要な資格】
仕事をしながら
会社負担で以下の資格を
取っていくのが一般的です。
足場の組立て等作業主任者
必須級です。
玉掛け・クレーン運転士
重い資材を吊り上げるために必要です。
アーク溶接・ガス溶接
鉄骨を加工する際に使います。
第二種電気工事士
配線作業に役立ちます。
昇降機等検査員(国家資格)
実務経験を積んだ後の最終目標となる資格です。
👤 向き・不向きチェックリスト
向いている人 👍
高いところが平気な人
必須条件です。足場の隙間から
下が見えても動じない人。
プラモデルや機械いじりが好きな人
図面を見て立体物を組み立てるのが好きな人。
几帳面な人
ミリ単位のズレが振動や異音に繋がります。
繊細な調整ができる人。
チームワークを大切にできる人
狭い空間で声を掛け合って作業するため
独断専行は危険です。
向いていない人 👎
高所恐怖症・閉所恐怖症の人
高い場所かつ狭い場所での作業です。
体力に自信がない人
重いものを持つため
腰痛持ちの人などは厳しいでしょう。
大雑把な人
「だいたいでいいや」という施工は
重大事故(エレベーター落下など)に繋がります。
📝 建設業の「隠れた優良職種」
エレベーター据付工は
危険や汚れと隣り合わせの仕事ですが
「特殊技能」×「インフラ」という
最強の組み合わせにより
安定した高収入が得られる職業です。
AIやロボットが進化しても
複雑な建設現場での据え付け作業を
自動化するのは難しく
人間の職人技は今後も重宝され続けるでしょう。
「手に職をつけて、長く安定して稼ぎたい」
「誰もが使う機械の裏側を作ってみたい」
そう考える方は、エレベーター据付工は
非常に賢いキャリアの選択肢と言えます。
未経験歓迎の求人も多いため
まずは見習いから挑戦してみてはいかがでしょうか?
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