【自然を仕事に】
バッキンガム宮殿の衛兵の年収と現実

キツいけど最高?仕事内容を徹底解説!

 

黒い大きな熊皮の帽子(ベアスキン)に身を包み
洗練された鮮やかな赤い制服を纏って
バッキンガム宮殿の前を
微動だにせず警護する姿。

ロンドンを訪れる世界中の観光客を魅了する
この象徴的な存在は
単なる観光用のモデルではありません。

英国王室の伝統を守り抜き
国家の要衝と君主の身辺を
文字通り命がけで防衛する
英国陸軍のエリート現役兵士
それが「バッキンガム宮殿の衛兵
(国王親衛隊/近衛兵)」です。

世界で最も有名と言っても過言ではない
警備のプロフェッショナルであり
美しき伝統芸能のような動作の裏には
実戦部隊としての苛烈な軍務が隠されています。

この記事では、バッキンガム宮殿の衛兵
具体的な仕事内容からリアルな年収事情
一切の微動だに許されない凄絶な過酷さ
そして英国王室のシンボルとして
世界に立つ圧倒的な誇りまで
詳しく解説していきます。

 

💂具体的な仕事内容は?

衛兵の仕事は、単に宮殿の門前に
立っているだけではありません。

儀式と実戦的警備という
二つの顔を持っています。

1、宮殿および
王室関連施設における警護・立番業務

バッキンガム宮殿やセント・ジェームズ宮殿
セント・ジェームズ・パークなどの
指定ポイントで立番警備(警戒監視)を行います。

不審者の侵入を防ぐ最高水準の警備を行いながら
定期的な徒歩巡回を実施します。

2、伝統の「衛兵交替式
(Changing the Guard)」の執行

世界中から数千人の観光客が集まる中
軍楽隊の奏楽とともに分列行進を行い
完璧に同調した歩調と動作で
次直の部隊へ引き継ぎを行います。

寸分の乱れも許されない
ミリメートル単位の整列と動作の精度が求められます。

3、英国陸軍の実戦部隊としての
通常訓練・海外派遣

彼らは観光客用のパフォーマンス集団ではなく
イギリス陸軍近衛歩兵連隊
(グレナディア、コールドストリーム
スコッツ、アイリッシュ、ウェルシュの5連隊)
に所属する本物の兵士です。

警衛任務のシフトが明ければ
通常の戦闘訓練や海外展開
有事の際の戦地派遣任務をこなします。

 

💰どのくらい稼げるの?

衛兵の給料は特別手当が出るわけではなく
英国陸軍(British Army)の
兵卒・下士官としての
正規の給与規定に基づいて支払われます。

二等兵・入隊直後の新人兵士(訓練終了後)

年収 約420万円から480万円
(約22,000〜25,000ポンド)

陸軍に入隊し、基本訓練を終えて
近衛連隊に配属されたばかりの
兵士の標準的な年収水準です。

住居費や食事手当などの
手厚い福利厚生が用意されています。

中堅兵士・伍長(Corporal)クラス

年収 約550万円から700万円
(約29,000〜37,000ポンド)

数年の実務経験を積み
後輩の指導や立番シフトの
監督を行う立場になると
階級の上昇に伴い年収も上がります。

軍曹(Sergeant)・上級下士官

年収 約750万円から900万円以上
(約40,000〜48,000ポンド以上)

連隊の現場をまとめる
ベテラン下士官の年収水準です。

海外派遣手当や
各種特殊技能手当が加算されることで
さらに高水準な収入となります。

 

⚠️大変なことはある?厳しい?

華やかな制服の裏側には
精神と肉体を極限まで
追い込む過酷な規律が存在します。

1、数時間「微動だにせず静止する」
肉体的な苦痛

勤務中は立ち姿勢を崩すこと
顔を動かすこと、微笑むこと
かゆい場所を掻くことすら
一切禁じられています。

重さ約1kg近くあるベアスキン帽子をかぶり
猛暑の日でも重厚なウール製の制服を着込んで
数時間直立し続けるため
過呼吸や脱水症状で
気を失う兵士も少なくありません。

2、完璧さを求められる軍装の手入れ
(アイロンがけ・靴磨き)

数分の立番のために
毎朝数時間をかけてブーツを
鏡面仕上げになるまで磨き上げ
制服のシワ一つなく
アイロンをかける必要があります。

装備の僅かな不備や手入れの怠慢は厳しく叱責され
再訓練の対象となります。

 

🚨危険なことは?

観光地としての顔を持つ反面
テロの標的や突発的な事故のリスクに直面しています。

1、マナーの悪い観光客や
不審者との突発的なトラブル

業務中、観光客からからかわれたり
無理に触れられそうになったりすることが多々あります。

しかし、相手が敷地内に不法侵入したり
危険な挙動を見せたりした場合は
即座に着剣されたL85小銃を構えて大声で警告し
制圧しなければならない
緊迫した場面が存在します。

2、国家レベルのテロ攻撃に対する
第一線の防衛拠点

王室関連施設は
テロリストの標的になりやすいため
常に実弾射撃を含めた
即応体制を維持しています。

単なる警護ではなく
いつ武力衝突が起きてもおかしくない
という緊張感が常に漂います。

 

✨やりがいは?

イギリス王室という
数世紀の歴史を誇る伝統の顔として
世界の中心に立ち続けることへの
圧倒的な誇りが最大のアドバンテージです。

整然と行進する姿に
世界中からの熱い視線と歓声が注がれ
国家の重要行事や戴冠式
王室のパレードを最前線で支える達成感は
陸軍の中でも近衛兵にしか
味わえない特別な体験となります。

 

🎓必要な資格は?

「バッキンガム宮殿の衛兵」という
個別の職業資格はなく
まずはイギリス軍の門を叩く必要があります。

  • イギリス国籍、あるいは
    連邦国(コモンウェルス)の国籍
  • 英国陸軍(British Army)への
    入隊試験合格および基本軍事訓練の修了
  • 近衛歩兵連隊
    (Household Division)への適性選抜

身長制限などの容姿・体格要件や
極めて高い精神的適性テストをクリアし
過酷な訓練課程を完走することが唯一の参入ルートです。

 

🤝どんな人に向いているの?

乱れることのない圧倒的な自己コントロール能力と
国家の威信を身にまとって佇む
「鉄の意志」を持った人物に適しています。

伝統や規律という一歩も譲れない
規範への探求心が極めて強く
寸分の狂いもない回れ右や靴磨きの工程だけに
何時間も真剣に向き合えるような
並外れた没入感を発揮できる当事者意識が必要です。

また、猛暑や寒冷といった
過酷な環境下であっても
微動だにせず任務を
最後までやり抜く不屈の完遂能力がある人に
大きな適性があります。

 

🙅向いていない人は?

自己主張が強く、ルールや規律に
従うことを窮屈に感じてしまう
不服従な性格の人には絶対に務まりません。

また、感情がすぐに顔に出てしまう人や
大雑把で装備の手入れを妥協してしまうような人も
王室の威厳を損なうため不向きです。

注目されると集中力が切れてしまう人や
集団での同調行動・ミリタリー組織独特の
厳しい上下関係に強いストレスを感じる人も
この厳格な世界で生き残ることは困難でしょう。

 

王室の威厳を背負い佇む
「静かなる最前線」

バッキンガム宮殿の衛兵
華麗なる伝統の象徴でありながら
冷徹な軍事訓練によって鍛え上げられた
最高峰の警備スペシャリストです。

厳しい制服の手入れ
気を失うほどの灼熱の中での直立不動
そしてテロの脅威と背中合わせの
緊張感はありますが

世界中が見つめる中で
王国と君主を護り抜く誇り
何物にも代えがたい一生の財産となります。

自らを厳しく律する美学を持ち
揺るぎない覚悟を持って
歴史の動く瞬間を最前線で
守り抜きたいと願う人にとって
これ以上ない名誉とロマンに満ちた
誇り高きキャリアとなるでしょう。

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ABOUT ME
akiの
akiです。過去の交通事故で夢を諦め、人生の挫折から多くを学びこれからの人生をより豊かに生きるため日々精進しております。 調べることが大好きでわからないこと知りたいことがあればとにかく調べるやってみる!好奇心が絶えません!