一般事務の仕事とは?「座ってるだけで楽」は本当?
年収・やりがい・大変なことを徹底解説!
「オフィスワークで働きたい」
と考えた時、多くの人が最初に候補として挙げるであろう「一般事務」。
安定していて、土日休みで、体力的な負担も少なそう…。
そんなイメージから、非常に人気の高い職種です。
しかしその「座っているだけで楽そう」というイメージの裏には
実は高いマルチタスク能力と、きめ細やかな気配りが求められる
奥深い世界が広がっています。
この記事では、そんな一般事務の仕事のリアルを徹底的に解剖します。
具体的な仕事内容から、気になる給料事情
そしてこの仕事ならではの大変さや、どんな人が向いているのかまで
その世界のすべてを詳しくお伝えします。
具体的な仕事内容は?
会社の「縁の下の力持ち」
一般事務の仕事は、特定の専門分野に特化するのではなく
部署や会社全体の業務がスムーズに進むように、幅広くサポートすることです。
まさに「縁の下の力持ち」として、組織に欠かせない存在です。
その業務内容は、非常に多岐にわたります。
1. 書類作成・管理、データ入力
• 会議で使う資料や、取引先への送付状、契約書などの書類作成。
• 顧客情報や、売上データなどを、専用のシステムやExcelに入力。
• ファイリングや、必要な書類をいつでも取り出せるような整理・管理。
2. 電話・メール・来客応対
会社の「顔」としての役割です。
• かかってきた電話を、適切な担当者に取り次ぐ。
• 会社に届いた連絡の問い合わせの対応や担当部署への転送。
• 来社されたお客様を、会議室へご案内し、お茶を出す。
3. 備品管理・発注
コピー用紙や文房具といった、オフィスで使う備品がなくならないように
在庫を管理し、必要に応じて発注します。
4. 郵便物の仕分け・発送
会社に届いた郵便物を各部署に仕分けたり
会社から出す郵便物の発送手続きを行ったりします。
「座っているだけで楽」は本当?
仕事の大変なこと
Q. 座っているだけで楽そう。大変なことはある?
A. 結論から言うと、決して楽な仕事ではありません。
肉体的な負担は少ないですが、特有の精神的な大変さがあります。
• マルチタスクと、ひっきりなしの業務の中断
「データ入力をしていたら、電話が鳴り、対応しているうちに来客があり
席に戻ったら上司に別の仕事を頼まれる…」
といったように、常に複数の業務を同時進行させなければなりません。
1つの仕事に集中したくても、頻繁に中断が入るため
頭の切り替えと、優先順位を判断する能力が常に求められます。
• 正確性へのプレッシャー
データ入力の数字を1つ間違えたり、契約書の送付先を間違えたりすると
会社に大きな損害を与えてしまう可能性があります。
地味な作業に見えてそのひとつひとつに
高い正確性が求められるプレッシャーがあります。
• 単調さと、やりがいの見えにくさ
業務内容は、毎日同じことの繰り返しになることも少なくありません。
また、営業職のように「売上〇〇円達成!」といった
目に見える成果が出にくいため「できて当たり前」と思われがち。
モチベーションを維持するのが難しいと感じる人もいます。
• 人間関係の調整役
社内の様々な部署の人から仕事を頼まれる「何でも屋」的な立場になることも多く
時には板挟みになるなど円滑な人間関係を築くための
コミュニケーション能力が不可欠です。
どうすればなれるの?
必要な資格は?
どうすればなれるの?
一般事務は、未経験からでも挑戦しやすい職種の1つです。
求人サイトで探したり、派遣会社に登録したりするのが一般的なルートです。
特別な学歴や学部が問われることは稀で、人柄や基本的なPCスキルが重視されます。
必要な資格は?
A. 必須の資格はありません。
しかし持っていると圧倒的に有利になる資格はあります。
特に以下の3つは、あなたのスキルを客観的に証明する強力な武器になります。
1. パソコンスキルを証明する資格
• マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS):
WordやExcelのスキルを証明する、最も有名で実用的な資格です。
2. ビジネスマナーを証明する資格
• 秘書検定:
正しい敬語の使い方や、電話応対、来客応対といった
社会人としての基本マナーが身についていることをアピールできます。
3. 経理知識を証明する資格
• 日商簿記検定(特に3級以上):
小口現金の管理など、簡単な経理業務を任されることも多いため
持っていると非常に重宝されます。
気になる給料・年収事情
一般事務の給料は、突出して高いわけではありませんが、安定しているのが魅力です。
• 正社員の場合
年収300万円~450万円が一般的です。
経験やスキル、勤務先の企業の規模によって変動します。
• 派遣社員・パートの場合
時給1,200円~1,600円(首都圏の場合)が相場です。
あなたはどっち?
一般事務に向いている人・向いていない人
【向いている人の特徴】
• 人をサポートすることに喜びを感じる人
「ありがとう、助かったよ」と言われるのが、何よりのやりがいになる。
• コツコツとした地道な作業が苦にならない人
正確性を求められる、丁寧な作業が得意。
• コミュニケーション能力が高い人
社内外の様々な人と、円滑な関係を築ける。
• 気が利く、気配りができる人
「これを準備しておけば、あの人が助かるかな」といった先回りの行動ができる。
• 整理整頓が得意な人
【向いていない人の特徴】
• 自分が主役になって、第一線でバリバリ活躍したい人
• 単調な作業が苦手で、常に変化や刺激を求める人
• 細かいミスが多い、大雑把な性格の人
• 臨機応変な対応や、マルチタスクが苦手な人
高いマルチタスク能力と専門性のある仕事
一般事務は、「楽な仕事」では決してありません。
それは会社のあらゆる業務が円滑に進むよう
見えないところで全体を支える
高いスキルとホスピタリティが求められる専門職です。
目立つ成果を上げる機会は少ないかもしれません。
しかし丁寧な仕事があるからこそ
営業担当は安心して外回りができ、専門職は自分の仕事に集中できるのです。
「誰かの役に立ちたい」という気持ちと地道な努力を続けられる誠実さ。
それさえあれば、あなたはきっと、社内の誰もから頼りにされる
不可欠な存在になれるでしょう。
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