GSスタッフ
今回はなくなる(かもしれない)仕事からG(ガソリン)S(スタンド)スタッフになります。すでにセルフのガソリンスタンドが普及して車1台にスタッフ1人という時代は終わりました。セルフでないGSとの違いは?なくなるとはいってもセルフスタンドが普及したことでスタッフ数が減少、業務内容の変化はあっても0になるとまでは考えにくいです。ドライバーなら必ず利用するGSのスタッフについてみてみましょう。
GSスタッフとは
その名の通りGSで接客などの業務行うスタッフのことをいいます。業務内容は店舗やセルフスタンドなどにより異なりますが、基本的には外での立ち仕事がメインになります。様々な車やバイクを目にする機会があるので車やバイクが好きな人も、またそうでない人も働くことが可能です。
主な仕事内容
当然勤務先により異なってきます。全て従業員がサービスを行うGSでは給油ポイントまで車両の誘導、種類、量のオーダー給油、窓拭きや灰皿などゴミの回収、最後に車道へ誘導、お見送りなどがあります。スタッフが洗車をするところやタイヤの交換、オイル、バッテリーの交換なども業務に含まれることもあります。
セルフスタンドでは入店から給油、支払い、退店までをお客さんがセルフで行うのでこれらの工程にスタッフの手は必要ありません。お客さんが自動販売機での操作になるので監視や機械のメンテナンス、釣り銭補充など別の業務が発生します。横付けされている休憩スペースの清掃業務やトラブルが発生した際の対応、その他問い合わせがあった際のお客様対応、またカー用品の販売などが主な仕事内容になります。
平均的な収入
勤務先、地域により異なりますが平均で時給1,000円〜1,200円前後が相場のようです。24h営業をしているお店ではさらに深夜、早朝で給料が上乗せされます。働きたい時間帯を選択して働けるのでWワークや何か別の活動をしている人も働きやすいといえます。
どのような人が向いているのか
セルフスタンド含め当然接客業になるのでコミュニケーションがしっかり取れる人、接客が好きな人、慣れている人が向いています。乗り物好きな人にとっては様々な車両を間近で見ることができるのでそこも働いていて楽しいポイントになります。基本的には外での業務がメインとなるので夏の暑さ、冬の寒さに襲われます。GSによっては大きな声で給油ポイントまで車両を誘導するので学生時代に団体スポーツをしていたような元気な人の方が向いています。
GSスタッフになるには
基本的には求人サイトや求人雑誌などに記載されている店舗に応募することで勤めることができます。特に必要な資格はありませんが、車両に関して必要最低限の知識を得る意味でも運転免許証は持っていると良いかもしれません。
GSスタッフはセルフスタンドが普及したことによりスタッフ数が減少、または今まで行っていた業務が別の業務に変わったりと完全になくなるとまではいかないまでも現在進行形で変化が起きている仕事になります。今後車が電気や水素で動くのが一般的になればGS自体不要なものとなりまた別の業務に入れ替わることになることもあるかもしれません。とはいえ車は生活に欠かせない人がいる以上GSは必要なものになります。
明るく元気な接客を身につける、車や販売について知りたいという方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
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