警察官の仕事とは?
階級別の年収・やりがいから厳しい現実まで徹底解説!
街の安全を守り、市民の平和な暮らしに貢献する
正義の象徴「警察官」。
ドラマや映画で描かれるその勇敢な姿に
幼い頃から憧れを抱く人も少なくない
非常に尊い仕事です。
しかしその制服の裏側には厳しい規律と、常に危険と隣り合わせの過酷な現実
そして何物にも代えがたい使命感が存在します。
この記事では、そんな警察官という仕事のリアルを徹底的に解剖します。
交番のお巡りさんから刑事まで多岐にわたる仕事内容
気になる階級と年収、そしてこの仕事ならではのやりがいと大変さまで
その世界のすべてを詳しくお伝えします。
具体的な仕事内容は?
交番勤務だけじゃない!
警察官の仕事は私たちが所属する各都道府県の
警察本部に所属する地方公務員です。
その任務は、個人の生命、身体及び財産の保護、犯罪の予防
鎮圧及び捜査、交通の取締りなど、
社会の安全と秩序を守るためのあらゆる活動に及びます。
その活躍の場は本人の希望や適性によって、様々な部門に分かれています。
• 地域警察部門(交番・駐在所)
新人警察官がまず配属されるのが、この「交番のお巡りさん」です。
パトロール、道案内、遺失物・拾得物の対応、事件・事故の初動対応など
地域住民に最も身近な存在として、あらゆる事案に対応します。
• 刑事警察部門(刑事)
テレビドラマなどでもお馴染みの、犯罪捜査のエキスパートです。
殺人、強盗などの凶悪犯罪を担当する「捜査第一課」や
詐欺、汚職などの知能犯罪を担当する「捜査第二課」
窃盗犯を担当する「捜査第三課」など、専門分野に分かれて犯人を追います。
• 交通警察部門
白バイやパトカーに乗り、交通違反の取締り
交通事故の捜査、交通安全教育などを行います。
市民の誰もが安全に道路を利用できるよう交通秩序を守ります。
その他にも、生活安全部門(ストーカー対策、少年犯罪など)
警備部門(要人警護、テロ対策、災害救助など)
サイバー犯罪対策課など、社会の変化に対応してその仕事は多岐にわたります。
警察官になるには?
必要な資格は?
警察官になるために、特別な資格は必要ありません。
しかし、各都道府県の「警察官採用試験」に合格し
採用される必要があります。これは、公務員試験の一種です。
【警察官になるまでの基本的なルート】
1. 警察官採用試験を受験:
多くの自治体で
「大学卒業程度(Ⅰ類)」
「短大・専門学校卒業程度(Ⅱ類)」
「高校卒業程度(Ⅲ類)」といった区分で試験が行われます。
試験内容は主に以下の通りです。
• 一次試験: 教養試験(筆記)、論文・作文試験、資格経歴等の評定
• 二次試験: 面接試験、適性検査、体力検査、身体検査
2. 採用後、警察学校へ入校:
採用試験に合格すると全寮制の「警察学校」に
大卒者は約6ヶ月
高卒者は約10ヶ月間入校します。
ここで法律知識や逮捕術、拳銃の扱い方など
警察官としての基礎を徹底的に学び
厳しい規律の中で強靭な精神力と体力を養います。
3. 警察署へ配属:
警察学校を卒業して初めて、一人前の警察官として
各警察署の交番勤務からキャリアがスタートします。
気になる給料・年収と「階級」
警察官は地方公務員であるため、その給与は法律に基づいて定められており
非常に安定しています。
• 全体の平均年収:約700万円
年齢や経験、そして後述する「階級」によって大きく変動しますが
日本の平均年収を大きく上回る高い水準です。
警察官の「階級」
警察官のキャリアは、階級と共にあります。昇任試験に合格することで、階級が上がり、責任と給与も増えていきます。
巡査 交番勤務員など、キャリアのスタート 年収目安 300万円~
巡査部長 現場のリーダー 年収目安 500万円~
警部補 係長クラス。多くの刑事などがこの階級 年収目安 700万円~
警部 課長代理クラス。小さな警察署の課長など 年収目安 800万円〜
警視 警察署の署長、課長クラス 年収目安 900万円〜
警視正 大規模な警察署の署長など 年収目安 1,000万円〜
警視長 県警本部長クラス
警視監 警視総監に次ぐポスト
警視総監 警察官のトップ(定員1名)
仕事のやりがいと大変なこと・危険性
• やりがい
• 国民・市民の安全を直接守れること:
これが最大のやりがいです。
犯罪者を逮捕したり、行方不明者を発見したりと、自らの手で社会正義を実現し、人々の平和な日常を守っているという強い使命感。
• 被害者からの感謝:
困難な状況にある人を助け、「ありがとう」と心から感謝された時の達成感は、何物にも代えがたいものです。
• 社会貢献性の高さ:
自分の仕事が、社会の秩序維持に直接貢献しているという、揺るぎない誇りを感じられます。
• 大変なこと・厳しいこと・危険なこと
• 常に危険と隣り合わせであること:
犯人ともみ合いになったり、刃物で切りつけられたりと
職務遂行中は常に生命の危険が伴います。
• 精神的なストレス:
悲惨な事件や事故の現場に立ち会い
人の「死」と向き合うことによる精神的な負担は非常に大きいものです。
• 厳格な上下関係と規律:
警察は指揮命令系統が絶対の非常に厳しい縦社会です。
• 不規則な勤務体制とプライベートの制限:
24時間体制の交代制勤務に加え
非番の日でも事件が発生すれば緊急招集されます。
また、プライベートでも警察官としての品位を保つことが求められます。
あなたはどっち?
警察官に向いている人・向いていない人
【向いている人の特徴】
• 何よりもまず、正義感と強い使命感を持つ人
• 強靭な体力と、決して屈しない精神力を持つ人
• 冷静な判断力と、いざという時の決断力がある人
• 規律を守り、組織の一員として行動できる、高い協調性を持つ人
• 人の痛みに寄り添える、優しさを持つ人
【向いていない人の特徴】
• 体力に自信がない人
• プレッシャーに弱く、精神的に繊細な人
• 厳しい上下関係や、集団行動が苦手な人
• 安定したカレンダー通りの休日を望む人
• 血や悲惨な光景を見るのが苦手な人
市民の平和な暮らしに貢献する
正義の象徴
警察官は、市民の「当たり前の日常」を守るため
自らの危険を顧みず、日夜職務に励む社会の「最後の砦」です。
その仕事は決して楽なものではなく、体力、精神力
そして何よりも社会正義に身を捧げるという
崇高な自己犠牲の精神が求められます。
しかし、その先には人々の笑顔を守り、安全な社会を築くという
何物にも代えがたい揺るぎない誇りが待っています。
もしあなたが弱きを助け、悪を挫くという強い意志を持っているなら、
警察官という道は、あなたの人生を懸けるに値する、最も尊いキャリアとなるでしょう。
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