なくなる(かもしれない)仕事

高速道路の料金所スタッフ

なくなる!?
高速道路の料金所スタッフの”今”を徹底解説!
知られざる仕事内容と給料事情

高速道路を走っていると必ず目にする料金所のブース。
ETCの普及でその姿を見る機会は減りましたが
今もなお私たちの安全でスムーズな移動を支えてくれるスタッフがいます。

しかし、政府が推進する「ETC専用化」により
この仕事は「なくなるかもしれない仕事」
として名前が挙がることも少なくありません。
既になくなっている料金所も!?

この記事では そんな高速道路の料金所スタッフの知られざる実態に迫ります。
意外な仕事内容や、その裏にある厳しさ  そして気になる給料や勤務体系まで
普段はガラス越しにしか見ることのできない彼らの【今】を徹底的に解説します。

 

料金収受だけじゃない!知られざる3つの仕事内容

「料金所の仕事=お金を受け取るだけ」と思っていませんか?
実はその業務は多岐にわたります。
ETCが主流となった今 彼らの仕事はより複雑で重要なものになっています。

1. 料金収受・お客様対応

これは最もイメージしやすい仕事でしょう。
現金やクレジットカードで支払うお客様から通行料金を正確に受け取ります。
しかし、ただのレジ作業ではありません。

  • 通行券の紛失
  • ETCカードの有効期限切れ
  • 「一番近いSA/PAは?」といった道案内
  • 「〇〇ICで降りたいんだけど…」といった経路相談

など、多種多様なトラブルや質問に対応する
「高速道路の総合案内所」のような役割も担っています。
瞬時の判断力と丁寧なコミュニケーション能力が求められる業務です。

2. 精算機・設備のメンテナンス

料金所の無人精算機や発券機がトラブルを起こした場合、最初に駆けつけるのはスタッフです。

  •  詰まったお札やカードの除去
  • レシートや通行券の補充
  • 簡単なエラーの復旧作業など…

機械の正常な動作を維持するための重要な役割を担います。
機械が止まれば、それは即座に渋滞の原因となるため
迅速かつ的確な対応が不可欠です。

3. ETCゲート・レーンの監視

ETCゲートが開かない、車が立ち往生してしまった…
そんな緊急事態に備え、スタッフは常に監視モニターを注視しています。

事務所内のモニターで全レーンの状況を把握し
トラブルが発生すれば無線で連絡を取り合い、現場に急行します。
後続車との衝突事故などを防ぐため
安全を確保する「交通監視員」としての側面も持っているのです。

 

見えていなかった仕事の裏側
大変だと感じる3つのポイント

安定していそうに見える仕事ですが、その裏には厳しい現実が存在します。

1. 責任の重圧と一瞬の気の緩みも許されない環境

料金所は、一日で非常に多くの現金が行き交う場所です。
1円の誤差も許されないプレッシャーの中で
迅速かつ正確な作業を続けなければなりません。
また、お客様の車や個人情報(クレジットカードなど)を扱うため
常に高い緊張感が求められます。
たった一つのミスが、大きな渋滞やクレームに繋がるという責任の重い仕事です。

2. 24時間勤務と仮眠時間

料金所の多くは「隔日勤務」と呼ばれる24時間体制のシフトを採用しています。
例えば「朝9時から翌朝9時まで」働き
その後丸一日休み(非番)というサイクルです。

勤務時間内には数時間の休憩や仮眠時間が設けられていますが
事務所内の簡易的なベッドで身体を休める程度。
緊急事態が発生すればたとえ仮眠中であっても即座に対応しなければなりません。
完全に心と身体を休めることは難しく
不規則な生活リズムは想像以上に体力を消耗します。

3. 排気ガスによる健康被害のリスク!?

常に無数の車が行き交う料金所。
ブースの換気設備は年々向上しているものの
大量の排気ガスに晒される環境であることは否定できません。
特に古い料金所では、健康への影響を心配する声も聞かれます。
夏場の暑さや冬場の寒さも厳しく、決して快適とは言えない労働環境なのです。

 

気になる雇用と給料の実態

料金所スタッフの多くは、実は正社員ではなく「契約社員」「アルバイト」
として雇用されています。
高速道路会社から業務を委託された子会社や関連会社に所属している
ケースがほとんどです。

  •  年齢層
    40代〜60代が中心。
    定年退職後のセカンドキャリアとして選ぶ人も多く
    落ち着いたベテランスタッフが現場を支えています。
  • 出勤体制
    上記で述べた「隔日勤務」が主流で
    月間の勤務回数は10回〜12回程度となります。
  • 給料
    雇用形態や地域によって差がありますが
    契約社員の場合、月給で20万円〜25万円前後
    年収にすると250万円〜350万円が相場です。

    深夜手当などが含まれてこの金額であり、決して高給とは言えません。
    しかし、勤務日数が少なく休日を確保しやすい点や
    安定性を求めてこの仕事を選ぶ人が多いようです。

 

消えゆく景色の中で社会を支える人々

ETC専用化の流れは、今後さらに加速していくでしょう。
料金所のブースに人がいる光景は、数年後には「懐かしい風景」
になっているかもしれません。

しかし、機械化が進んでも、予期せぬトラブルや緊急事態への対応は
今のところ人の力に頼らざるを得ません。
彼らは、ただ料金を受け取るだけでなく
私たちの安全と円滑な交通を守るための最後の砦なのです。

次に高速道路を利用するとき
もし料金所のブースにいるスタッフの姿を見かけたら
私たちの知らない場所で社会インフラを支えてくれている彼らの存在に
少しだけ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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aki
akiです。過去の交通事故で夢を諦め、人生の挫折から多くを学びこれからの人生をより豊かに生きるため日々精進しております。 調べることが大好きでわからないこと知りたいことがあればとにかく調べるやってみる!好奇心が絶えません!