国内とどう違う?海外治験について
今回は治験ネットの中でも海外治験についてになります。
治験の基本的な情報に関してはこちらをご覧ください!
海外治験
その名の通り海外に行き治験ボランティアに参加するものになります。海外旅行感覚で治験に参加して観光してお土産を買って帰る。旅費が安くなる!?と良いことづくめですが、知っておくべきことをまとめてみましたのでみてみましょう!
そもそも治験とは?
前回のおさらいになりますが、治験とは「治療の臨床試験」の略で開発中の医薬品を患者に投与し、その経過を観察、安全性に問題がないかを確かめる試験のことをいいます。
ものにより安全性以外にも効果やどのくらいの時間で血中に溶け出し、分解、排泄されるかを検査します。
被験者としてその試験に参加(任意)することで参加費が報酬として支払われます。報酬額が大きい場合は手渡しではなく振り込みという形もあります。
治験の安全性に問題がないかを確かめる試験では健康的な人を対象に治験を行い、問題がなければ次にその医薬品の効果があるとされる疾患、病を患った患者に投与して効果や経過のデータを収集します。
交通費
空港までの交通費、海外へのフライト代に空港から施設までの交通費…全て合わせるとなかなかの金額になると思います。交通費の総額の一部、又は全額支払われるかはしっかり確認しておきましょう!国内治験も同じですが基本的に交通費含め協力費は後で支払われることになるので交通費は準備しておきましょう。
観光も一緒に…
治験ついでに観光を楽しむことも可能ですが試験前や再度来院して経過観察をする際は飲食物の量やタイミング、内容にも制限がかかりますので検査に異常が出ないように事前にしっかり確認しておきましょう!
金額が大きい
やはり海外治験との大きな違いにはまず金額が挙げられます。
治験の内容や期間により大きく変わってきますが日給換算で5万円近く支払われるような内容もあるようです。どうせ遠くまで足を運ぶのだから入院期間も長いものをと選ぶと負担軽減費(協力費)が数十万〜百万円を超える額を支払われることもあります。
日本とルールが違う
当然のことですが検査にしても日本で行われるものとは規定が異なります。国によっては日本ではやらなかった検査が加えられることもあるかもしれません。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のために入院前にPCR検査も行うのも一般化していますので万が一のためにも検査をしっかりしている内容の治験を選びましょう。
入院すると食事が出されますが基本的には完食が絶対になります。現地で口にする食べ物は日本とは異なるのでその点も注意しておきましょう。
治験は被験者の参加が必要不可欠で、身体的負担を増やさないためにストレスを与えないように注意しているのか非常に快適な環境で受けることができます。大部屋での集団生活、じっとしていることや注射が苦手な人、食べ物の好き嫌いがある人を除いて健康な人であれば基本的には被験者になることが可能です。
健康な人という条件以外でも持病や様々な条件によって受けられる治験は様々です。お金を手にする以外にも立派な社会貢献になりますので気になる方はぜひ自分に合った治験を探してみましょう。
ただし…
新薬を使用する治験などに関しては軽度〜重度の副作用が起こる可能性があります。立ちくらみや皮膚の痒みなどであればまだ良いですが、アナフィラキシーのようなアレルギー反応が起こる可能性や身体の機能に異常が出る可能性がゼロではない、本当に低い確率の場合がほとんどですが、それでも起こる可能性があります。治験に参加する際はその点をしっかり理解した上で申し込みましょう。
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