ガソリンスタンドの仕事とは?
なくなる仕事?年収・危険性・未来を徹底解説!
街の至る所にある、私たちのカーライフの拠点、ガソリンスタンド。
そこで働くスタッフの姿は、誰もが一度は目にしたことのあるお馴染みの光景です。
しかし、セルフサービスの普及、そして電気自動車(EV)へのシフト
という大きな時代の変化の中で
この仕事は「なくなりそうな仕事」として、その未来が問われています。
この記事では、そんなガソリンスタンドスタッフの
「今」と「未来」を徹底的に解剖します。
具体的な仕事内容から、気になる給料事情
そしてこの仕事ならではの危険性や
今後の展望まで その世界のすべてを詳しくお伝えします。
具体的にどのような仕事?
「フルサービス」と「セルフ」で大違い
ガソリンスタンドの仕事は、お店の形態によって大きく2つに分かれます。
1. フルサービス店の業務
昔ながらの、スタッフが給油から窓拭きまで全てを行う店舗です。
• 給油作業
お客様の車の誘導、注文の確認、給油、そして決済までを行います。
• 窓拭き・車内清掃
給油中に、窓をきれいに拭いたり、車内のゴミを回収したりします。
• 接客・販売
お客様との会話の中から、洗車やオイル交換、タイヤ交換、車検といった関連商品を提案・販売する、営業の側面も強い仕事です。
• 車両の簡単な点検
タイヤの空気圧チェックや エンジンオイルの量などを点検し
お客様に報告します。
2. セルフサービス店の業務
お客様自身が給油を行う店舗ですが
スタッフが全くいないわけではありません。
• 監視・安全管理
室内のモニターで、お客様が安全に給油を行っているかを常に監視します。
危険な行為があれば、マイクで注意を促したり
給油を遠隔で停止したりします。
• 給油許可
お客様が給油機を操作した後、モニターで安全を確認してから
室内から給油の「許可ボタン」を押します。
• 操作案内・トラブル対応
給油機の操作が分からないお客様への説明や
精算機の紙幣詰まりといったトラブルに対応します。
• 清掃・施設管理
店舗内外の清掃やタオルの洗濯、ゴミの回収などを行います。
「なくなる仕事」と言われる理由と未来
なぜ、この仕事が「なくなるかもしれない」と言われるのでしょうか。
理由は大きく2つあります。
1. セルフ化の波
フルサービス店が減り、人件費を抑えられるセルフサービス店が主流になったことで、給油作業を行うスタッフの絶対数が減少しました。
2. EVシフトという大きな潮流
これが最も大きな理由です。今後、ガソリン車から電気自動車(EV)へと移行が進めば、ガソリンそのものの需要が減少します。ガソリンスタンドの数自体が減っていくことは避けられない未来です。
では、この仕事は完全になくなってしまうのでしょうか?
おそらく、形を変えて存続すると考えられます。
将来のガソリンスタンドは、給油設備だけでなく
急速充電ステーション、カーシェアリングの拠点
カフェやコンビニなどを併設した「地域のモビリティ・ハブ」へと
進化していく可能性があります。
そこでは給油の専門家ではなく多様なサービスを提供する
地域密着型のコミュニティスタッフ
としての役割が求められるようになるかもしれません。
仕事の危険性と大変なこと
Q. 引火性のものを扱うから危険な仕事なの?
A. はい、危険物であることは間違いありません。
しかし厳しいルールで安全は徹底的に守られています。
ガソリンは、静電気のような非常に小さな火花でも
引火・爆発する可能性がある、極めて危険な物質です。
そのため、ガソリンスタンドの仕事は厳しい法律(消防法)のもと
安全管理が最優先されます。
• 静電気除去シートへのタッチの徹底
• 喫煙や火気の使用の厳禁
• 消火設備の定期的な点検と訓練
など、定められたルールを100%守ることが
自分とお客様の命を守ることに直結します。
その他の大変なこと
• 天候の影響
屋外での作業が中心のため、夏の暑さや冬の寒さ
雨風の影響を直接受けます。
• 様々な顧客への対応
親切なお客様もいれば、時には理不尽な要求をされることもあり
接客業としての対応力が求められます。
• 販売ノルマ
店舗によっては、洗車やオイルなどの販売目標(ノルマ)が
設定されている場合があります。
雇用形態と給料事情
アルバイト・パートとしての求人が非常に多いのが特徴です。
• 雇用形態
アルバイト・パート、契約社員、正社員
• 給料の目安
• アルバイト・パート
時給1,200円~1,500円(首都圏の場合)。
深夜帯(22時以降)は25%アップするため、効率よく稼ぐことも可能です。
一般的なアルバイトより、時給は高い傾向にあります。
• 正社員
月給20万円~30万円、年収で300万円~450万円が一般的です。
店長などの管理職になれば、これ以上の収入を目指せます。
資格は有利?
「危険物取扱者乙種4類(乙4)」という国家資格を持っていると
就職に圧倒的に有利になり、資格手当(月数千円~1万円程度)が
支給されることがほとんどです。
セルフスタンドでは、この資格を持つスタッフが必ず1人以上いることが
法律で義務付けられているため、非常に重宝されます。
あなたは当てはまる?ガソリンスタンドの仕事に向いている人
• 車が好き、人と話すのが好きな人
特にフルサービス店では、車に関する知識と
お客様との円滑なコミュニケーション能力が大きな武器になります。
• 責任感が強く、ルールをきちんと守れる人
安全管理が最優先の仕事です。
決められた手順を、毎回正確に守れる真面目さが不可欠です。
• 体を動かすのが好きな人
誘導、給油、窓拭き、洗車など
1日中動き回る仕事なので体力に自信がある人に向いています。
• 資格取得など学ぶ意欲がある人
「危険物取扱者」や「自動車整備士」といった資格を取得することで
仕事の幅と収入を広げることができます。
車社会の現代において非常に重要な仕事
今後の時代の波により大きな変化をする可能性がある
ガソリンスタンドのスタッフは、私たちのカーライフを支える
重要な仕事である一方
時代の大きな変化の波に直面している職業でもあります。
「ガソリンを売る」という仕事は、将来的には減少していくかもしれません。
しかし、その根底にある「人々の移動を安全・快適にサポートする」
という役割が、完全になくなることはないでしょう。
強い責任感と、変化に対応していく柔軟性を持つ人にとって
この仕事は、社会インフラを支えるやりがいと、安定した収入を得られる
魅力的な選択肢のひとつと言えるのです。
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