保育士の仕事内容とは?
給料・やりがい・大変な現実を徹底解説!
子どもたちの元気な笑い声に囲まれ
その成長をすぐそばで見守ることができる「保育士」
子どもが好きな人にとって、まさに憧れの職業のひとつでしょう。
しかし その温かいイメージの裏側には「ただ子どもと遊ぶ」
だけでは決して務まらない、高い専門性と
心身ともにタフさが求められる厳しい現実が存在します。
この記事では そんな保育士の仕事のリアルを徹底的に解剖します。
具体的な1日の流れから、多くの人が知らない大変な業務
そして気になるお給料事情や保育士になるための道のりまで
その世界のすべてを詳しくお伝えします。
【最重要】保育士の具体的な仕事内容
保育士の仕事は、単なる「お世話」ではありません。
子どもたちが心身ともに健やかに成長するための環境を整え
その発達を促す「教育者」としての役割を担います。
1. 子どもの生命を守り、生活の基礎を育む
保育の基本は、子どもたちが安全で健康な毎日を送れるようにすることです。
- 健康管理
登園時の検温や視診、食事や睡眠、排泄の記録、感染症の予防と対策など。
- 安全確保
誤飲につながるような危険物はないか
遊具は安全かなど、常に周囲に気を配り、怪我や事故を未然に防ぎます。
- 基本的生活習慣の指導
食事のマナー、着替え、歯磨き、手洗い、トイレトレーニングなどを
1人ひとりの発達に合わせてサポートします。
2. 多岐にわたる「見えない」事務作業
子どもたちと関わる時間以外にも、保育士には膨大な事務作業があります。
- 書類作成
保育日誌(クラス全体の記録)、児童票(個々の子どもの成長記録)
指導計画(月案・週案・日案)、おたよりの作成、各種イベントの企画書など。
- 環境整備
季節に合わせた壁面装飾の作成、行事で使う衣装や小道具の準備
おもちゃの清掃・消毒など。
3. 保護者との連携・サポート
子どもの成長には、家庭との連携が不可欠です。
- 情報共有
連絡帳やお迎えの際に、その日の出来事や子どもの様子を伝え
家庭での様子を聞きます。 - 育児相談
保護者が抱える育児の悩みや不安に寄り添い
専門家としてアドバイスをすることもあります。
保育士の仕事は大変?キツい現実
やりがいの大きい仕事ですが、それ以上に大変なことも多くあります。
1. 「子どもと遊ぶ」だけじゃない!意外なほどの重労働
保育士の仕事は、想像以上の力仕事です。泣いている子を抱っこしたり
時には複数人を同時におんぶしたり。
食事の準備や片付けで重い食器を運び、午睡用の布団を何組も敷いたり畳んだり。
常に屈んだり立ったりを繰り返し、腰痛は多くの保育士の職業病となっています。
2. 一瞬も気の抜けない戸外活動と散歩
子どもたちにとって外遊びは大切ですが
保育士にとっては細心の注意が求められる緊張の時間です。
公園までの道のりでは車や自転車に気を配り
子どもが列から飛び出さないか常に神経を尖らせます。
公園に着いても遊具での事故 子ども同士のトラブル
不審者など、危険は常に隣り合わせ。
全員の安全を確保するための責任は非常に重いものです。
3. 暑さ・寒さとの戦い
「子どもは風の子」と言われるように
保育士は真夏の炎天下でも、真冬の凍えるような寒さの中でも
子どもたちを外で遊ばせます。
自分自身の体調管理はもちろん
子どもたちの熱中症や低体温症にも気を配る必要があります。
日差しが強い日は、帽子や水分補給を徹底させるなど
天候に応じたきめ細やかな配慮が不可欠です。
それでも、保育士で良かった!やりがいを感じる瞬間
厳しい仕事だからこそ、他では得られない、かけがえのない喜びがあります。
- 子どもの成長を一番近くで見届けられる
昨日までできなかったことが、今日できるようになる。
その奇跡のような瞬間に毎日立ち会えるのが
保育士という仕事最大のやりがいです。
「先生!」と初めて名前を呼んでくれた時
卒園式で立派に成長した姿を見た時の感動は何物にも代えがたい宝物になります。
- 子どもたちからの純粋な愛情と信頼
「先生大好き!」と駆け寄ってきてくれたり
小さな手でぎゅっと抱きしめてくれたり。
子どもたちからの真っ直ぐな愛情と信頼は
仕事の疲れを吹き飛ばしてくれる最高のエネルギー源です。
- 保護者との信頼関係
「先生のおかげで、子育てが楽しくなりました」
と保護者から感謝の言葉をもらった時
子育ての喜びや悩みを分かち合うパートナーとして認められたことに
大きな喜びと誇りを感じられます。
気になる給料・年収事情
保育士の給料は、その責任の重さに対して低いと長年指摘されてきましたが
近年の処遇改善により少しずつ上昇傾向にあります。
平均年収:約390万円前後
国税庁の調査によると、保育士全体の平均年収はこの水準です。
経験年数や役職、勤務先の形態(公立か私立か)で大きく異なります。
年代別の目安
20代(新人・若手)
年収300万円~350万円
30代(中堅)
年収350万円~420万円
40代以降(ベテラン・主任クラス)
年収450万円以上
- 公立と私立の違い
公立保育園の保育士は地方公務員のため、給与体系が安定しており
勤続年数に応じて着実に昇給します。
一方、私立保育園は運営法人によって給与に幅がありますが
独自のキャリアアップ制度などを設けている園もあります。
保育士になるには?
保育士として働くには、国家資格である「保育士資格」が必須です。
資格を取得するには、主に2つのルートがあります。
指定保育士養成施設を卒業する
厚生労働大臣が指定する大学、短大、専門学校などの「養成校」を卒業すると
試験を受けずに保育士資格を取得できます。
これが最も一般的なルートです。
保育士試験に合格する
養成校を卒業していない場合でも、受験資格を満たしていれば
年2回実施される国家試験「保育士試験」に合格することで資格を取得できます。
あなたは当てはまる?保育士に向いている人
「子どもが好き」なことは大前提として、以下のような資質が求められます。
体力があり、辛抱強い人
子どもと同じ目線で遊び、動き回る体力と
子どもの成長をじっくり待てる忍耐力は不可欠です。
責任感が強く、観察力がある人
子どもの命を預かるという強い責任感を持ち
子どもの小さな変化も見逃さない鋭い観察眼が必要です。
コミュニケーション能力が高い人
子どもはもちろん
保護者や同僚の保育士と円滑な関係を築く能力が求められます。
明るく、気持ちの切り替えが早い人
子どもたちは明るく前向きな先生が大好きです。
大変なことがあっても気持ちを切り替えて笑顔で
接することができる強さも大切です。
子供の成長に必要な仕事
保育士は、未来を創る子どもたちの「根っこ」を育てる
社会にとって不可欠な尊い仕事です。
その仕事は、決して楽なものではなく
体力、知力、そして精神力のすべてを求められます。
しかし、大変さを上回る、かけがえのない喜びと感動に満ちています。
もしあなたが強い責任感と愛情を持って
子どもたちの成長に本気で向き合いたいと願うなら
保育士という道は、あなたの人生を豊かにする、最高の選択となるでしょう。
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