先輩や上司に好印象な質問の仕方
新たな職場で新たな仕事をやっていく場合、わからないことがたくさん出てきて先輩や上司に質問することが増えてくると思います。
今回はそんな時に役に立つ質問の仕方をまとめてみました。
なぜ質問が生まれるのか
この答えは単純で今その仕事に真剣に向き合い問題解決に取り組んでいるからです。
やる気のない人が質問を考えることはありません。今の仕事に対して疑問が出てくるのはしっかりと向き合っている何よりの証拠です。
ただ、なんでも質問をしてもよいというわけではなくて、悪い質問、普通の質問、良い質問が存在します。質問をすることで相手の時間を少なからず奪うことになります。
何かを質問する前に良い質問の仕方を身につけてから質問するようにしましょう。悪い質問からステップアップ形式でまとめていきます。
悪い質問
何も調べたり行動したりせずにする質問
例えば
①●●とは何て意味ですか?
②何をすればいいですか?
もちろん時と場合によりますが、これをやってしまうと…ちゃんと、しっかり、嫌われますのでやめましょう!!!
ステップアップした質問をするには
①●●をまず調べてみましょう。
その上で●●のこういうところが理解できなかった(こういうことだと思った)のですがどうなのでしょうか?
②ちょっと言い方を変えてみましょう!
ここまでは終わったのですが、次はコレかコレをやろうと思っているのですがよろしいですか?
全く自分で考えていない、行動もしていないような質問だという最初の質問とは印象が違うと思います。
普通の質問
前述してしまったのですが、普通の質問というのが上記のステップアップした質問の仕方になります。
分からないことはまず調べる。調べても分からなかったり理解しきれなかった部分を質問する。
今自分の置かれている環境を理解してやるべきことが終わったら次はどうすれば良いかを考えてこれからこの行動をするので問題ないか確認のための質問、次の行動の最終確認のように質問の仕方ですね!
もし間違っているのなら訂正いて回答を教えてもらえますし、次に行動すべきヒント、新たな答えを得られるかもしれません。質問の仕方によって相手の受け取り方も変わってきます。
こういった質問の仕方をすることによってちゃんと考えて行動した、疑問に対してどのようなアクションを起こしたかを明確に知ることができます。
できる社会人はここまでやって初めてスタートラインに立つことができます。
良い質問
普通の質問ができればあとは上記の質問の前に
お忙しいところ失礼いたします。
だったり、質問の最後に
大変お忙しい中恐縮ですがご回答いただければ幸いです。
といった質問者への配慮が感じられる一文があるだけで相手への印象はグッと良くなります。
複数人での仕事は人とのコミュニケーションです。こういった相手への配慮は非常に重要になってきますので何か相手に質問する際は相手にもしっかり配慮した上で質問をしてみましょう。
好印象な質問の仕方についてまとめてみました。
質問をすることは少なからず相手の時間を奪ってしまう事になります。しかし質問の仕方によっては聞くべきではなかった…なんて事にもなりかねません。
かといってわからないことをそのままにしてしまうのはより悪い印象を与えてしまいます。
わからないことを質問する際はまず調べたり考えたりして自分で行動しましょう。その上でまだわからない、疑問点が残る部分を質問したり、今自分が持っている考えを確認するような形で先輩や上司に質問してみましょう。
後輩や部下が成長してくれれば仕事もスムーズにできるようになりますし、成長させたのは先輩や上司だという事になればそれは大きなメリットになりますので基本的にはしっかり真面目に仕事に向き合っている人からの質問はちゃんと答えてくれるはずです。
さらに質問をしながらこんな回答の仕方があるのかと参考にして将来後輩や部下から質問がきてもちゃんと対応できるようにしっかり準備しておきましょう。
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