仕事をするうえで大事な心構え
どこかの会社(アルバイトや契約社員も同様)に入社し、仕事をしてその対価として賃金をもらうということはその会社の一員として仕事をしなければならないということです。たとえアルバイトだとしてもいつまで経っても言われるまで動かない、言われたことしかしない、というのは良くありません。自分が会社の一員だということをしっかり自覚しておきましょう。それは自分の仕事に責任を持つということになります。今回は社会人(働く人)として大事な心構えのようなことについてになります。これはスキルも経験も必要なく意識するだけで変えられるものになりますので良いと思ったことに関しては積極的に取り入れていきましょう。
社会人としての自覚を持ちましょう
前述した通り、働いてお金をもらっている以上はどんな仕事に対しても責任を持ちましょう。与えられた仕事はしっかりとこなす必要があります。自分は責任ある仕事を任されているという意思が働けばどのような仕事も丁寧に迅速にこなしていくようになります。スピードを意識するあまり雑な仕事になりがちな人には特に意識して欲しいと思います。
職場に慣れましょう
場所により、個々に差は生じますがいつまでも知らない土地で新しい仕事をやり続けるわけではありませんので早く場慣れできるように努めましょう。当然時間が解決してくれるものではありますが会社の決まり事やともに働く人たちを知ることで職場にも慣れていきやすくなります。仕事中は忙しかったりタイミングが難しいですが勤務前、休憩中、退社前のちょっとした時間を使って先輩や上司にお話を聞いてみるのも良いと思います。
仕事は早く慣れましょう
初めての職場で初めての人たちから初めての仕事を与えられて…はじめのうちは苦労の連続だと思います。職場によってはいきなり罵声が飛び交うなんてことも…。それでもはじめのうちは仕事を覚えなくてはなりません。そのためには現場で仕事をする、見る、聞くなど、どんどん仕事を覚えていきましょう。まずは仕事を覚えることが何よりも重要になります。メモを取る、先輩や上司に不明な点を質問する、どうやって覚えていったかを聞くなど早く覚えるためにできることはありますので必死に現場に食らいついていきましょう。
出社について
一般的な会社では業務開始の10分前にはいつでも仕事ができるようにスタンバイできている状態が望ましいです。なので出社して仕事をするための準備に費やす時間を逆算して、だいたい20〜30分前に会社に到着できているのが望ましいです。もちろん例外もあります。
当然遅刻厳禁です。寝坊や前日に飲み過ぎた〜なんて理由での遅刻は通用しません。公共機関を使っての出社でもし遅延等で出社時間に間に合わなくなってしまったら、間に合わないと分かった時点ですぐに会社に連絡を入れましょう。その際に現在の状況とおおよそどのくらい遅れてしまいそうかを伝えられるようにしましょう。遅刻の原因が電車の遅延によるものであれば遅延証明書を提出するので必ず受け取りましょう。もう近くまで来ていてあと数駅で到着できる、なんて時は状況に応じてタクシーを利用しましょう。
退社について
基本的には定時になったら退社する事ができます(という会社が一般的であってほしい)。定時になったら退社する事ができます。
定時になって退社可能な状態であれば先輩や上司に何か力になれることはあるかどうか伺いましょう。先輩や上司が残業しているようなら尚更です。もしかしたら何か仕事があるかもしれませんし、何もなくても気配りのできる人だと思ってもらえます。何もやる事がないことを確認したうえで一言挨拶をして退社しましょう。
もしも体調が優れない時は
社会人は体調管理も仕事のひとつではありますが、そうはいっても体調を崩してしまうことはあると思います。それが出社日となると会社で足を引っ張ってしまう可能性もありますし、無理をすれば悪化して長期的に休職する必要が出てくるかもしれません。自分にも会社にも負担を最小限に抑えるためにもまずは上司に相談してみましょう。無理して誰かに菌を移しても迷惑な話です。キリの良いところまで業務をするか、なるべく早く体調を回復させるためにすぐに早退させられるか指示通りに動くようにしましょう。決して自分で判断してしまわないように注意しましょう。
勤務態度
ここではオフィスでの勤務態度をメインにお話します。デスクや椅子が個々に支給されると思いますが、使う際も注意が必要です。
常に周りを意識しましょう
会社では1人で働いているわけではありませんので執拗に物音を立てたりうるさくしているとそれだけで周りに迷惑がかかります。時には外部からの電話応対をしている人もいるかもしれません。特に注意が必要です。もしお手洗いやその他用事でデスクから離れる場合は近くの人や上司にひと声かけてちゃんと許可を取ってから席を外すようにしましょう。いきなりいなくなってそのタイミングで何か用があったときに初めていないことに気がついた…なんてことになったら周りに迷惑をかけてしまうことになります。
デスク周りは常ににキレイにしておきましょう
デスクが散らかっていると仕事に集中できないだけでなく見栄えもよろしくありません。見ている人もあまり気持ちよくありませんので常に見られているという意識を持ってデスク周りは整理整頓されている状態を保ちましょう。当然必要ないものは持ってこない、仕事に必要なものだけを使いやすい形で置いておきましょう。
会社内部の情報の取り扱いに注意
仕事をしていると少なからず会社内の人しか知り得ない情報を知る機会があると思います。別会社に勤める友人と飲みの席でポロッと口してしまうようなことはあってはなりません。お客様の個人情報を取り扱う会社であれば尚更情報漏洩には気をつけましょう。人の多い場所への出張先ではあまり仕事に関する話をするのはよくありません。もし話をするならホテルの個室や誰に聞かれる心配もないようなところかをちゃんと確認してからにしましょう。
公私混同を避けましょう
社会人としての自覚が出てきた。と思った頃が実はいちばん気が緩みやすい時期でもあります。会社の物品I(ペンや用紙、テープ、カッターなど)の私物化、オフィス内で私用のスマホの充電、仲の良い同僚をあだ名で呼び合う、勤務態度が遊び気分…例を挙げればキリがありませんが会社は仕事をする場所になります。休憩中はともかく最優先は仕事になりますので決して忘れずにいましょう。
今回は仕事をするうえで大事な心構えということでまとめてみましたが、仕事に対する前向きな気持ちと社会人としての自覚を持って仕事に臨めば決して難しいものではありません。会社へは仕事をしに来ているわけですからそれは常に忘れずにいましょう。
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