仕事

知っていそうで知らない動物園の飼育係の仕事!飼育係として働くには?

動物園の飼育係

 

 

今回は動物に関する仕事から動物園の飼育係になります。

動物に深く関わる仕事といえば動物園のスタッフ、中でも飼育係となると動物が大好きな人にとっては非常に羨ましい仕事のひとつではないでしょうか?

 

 

主な仕事内容

飼育されている動物たちが快適に暮らせるようお世話をします。餌やり、健康管理や檻の中の掃除、イベントやショーがある場合はそれに向けての練習や企画、運営なども含まれます。SNSが普及した現代では飼育担当者が撮った写真を動物園のアカウントで投稿することもあるようです。担当となった動物は長い間担当することになり、その後担当する動物が変われば新たに学ぶことが増え、新たな発見があり自身の成長にもつながります。動物の相手をすることになるので何が起こるかは分かりません。常に様々なことを予測して対応できるように平常心でいることは非常に重要なようです。時には展示されている手書きの看板を手掛けたり、どのような展示方法であればより楽しんでもらえるかを考えることも飼育係の仕事となります。

危険なことも

お世話をするのは小さな大人しい動物だけではなく凶暴な動物を担当することもあります。草食動物でさえ本気になれば人間に大怪我をさせることは簡単です。大きな動物や肉食の動物に怪我や病気を発見した際には治療のために麻酔などを使って捕まえておとなしくさせることもあります。

 

平均的な年収

勤務地によりますが仕事全体の平均年収には届かず比較的低めとなっています。平均的な年収は250~300万円ほどになるようです。経験を積んだとしても月収が20万円かプラス数万円に届くほどに収まり稼ぎたい人というよりは本当に動物が好きでお世話をする仕事がしたい人が向いている仕事となります。

 

どのような人が向いているのか

動物に関する仕事になりますのでまずは種類を問わず動物が好きであることが絶対条件です。ペットショップの店員やドッグトレーナー同様動物のわずかな変化にに気がつけるような洞察力があればちょっとした変化で動物たちの健康状態がわかるかもしれません。

ただそれだけでは飼育係は務まりません。動物のお世話をするということは命を向き合うということ、当然担当となった動物たちは責任を持ってお世話をしなくてはなりませんのでどのようなことに対しても責任感のある人、当然、動物だけでなく共に働く人たちや獣医、その他スタッフや来園者とも話す機会がありますのでコミュニケーショが取れる人であることが必要です。仕事としてではなく楽しみながら仕事ができる人というのが向いている人のようです。

 

動物園の飼育係になるには

特に特別な条件はなく健康的な人であれば老若男女問わず採用しているようですが、採用場所によっては制限を設けている場所もあるようなので応募の際は事前に確認しておきましょう。資格に関して、特に取得しておくべき資格などはないようです。可能であれば運転免許は取得していると良いようです。就職後勤続年数2年以上で飼育技師認定試験の受験資格を得ることができ、合格すると飼育技師と呼ばれる資格を取得することができます。

飼育技師認定試験について

実際に仕事に就くには高卒や大卒、または専門学校で動物について学んでから就職という道があります。就職前に動物について深く学んだり実習などで様々な動物に触れておくと就職後にその経験を活かすことができると思います。

基本的に書類審査、筆記試験や面接など一般企業の就職のような採用試験になります。書類審査通過後に2次試験3次試験と続いていくようです。一般教養が試される試験も出題されるので学校で学ぶ内容をしっかり復習し、さらに専門的な内容として生物学などの内容もしっかり抑えておくことで対策につながります。

 

 

収入面だけをみるとなかなか大変、においが移るかもしれない怪我をするかもしれないなど色々気にされる方は難しい仕事だと思います。仕事をしにいくというよりは担当する動物のお世話をしに行く、その自慢の子をお客さんに見せてあげに行くというような本当に愛情を持って動物と接することができる人がこの仕事には向いているのかなと思います。

興味のある方はぜひチェックしてみてください!

 

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aki
akiです。過去の交通事故で夢を諦め、人生の挫折から多くを学びこれからの人生をより豊かに生きるため日々精進しております。 調べることが大好きでわからないこと知りたいことがあればとにかく調べるやってみる!好奇心が絶えません!